古代ラテン語の 碧き石”の名をそのままに残すほど古くから、その聖なる力を信じられてきたラピスラズリ。その歴史と比例して、氾濫するいろいろな使用法に関する情報に戸惑う方も多いのではないでしょうか?
ここでラピスクラブが提供するラピスラズリについての徹底的な活用方法をご紹介します。
☆石の意味・伝承や石言葉は、その石の効能を保証するものではありません。
STEP1.
浄化
ラピスについた余分な波動・思念を取り除きましょう。
「あなただけのラピス」を手にしたら…
ラピスクラブでパワーストーンを購入したり、また友人などからプレゼントされたりして、あなたがパワーストーンを手にしたとき、まず最初におすすめしたいのが浄化です。
ラピスだけではなく、石全体にいえることですが石には人の波動や思念(イメージ・感情・性格など)を吸収する性質があります。石は元を正せば、地面の中にあるものです。それが誰か見知らぬ人の手によって掘り起こされ、めぐりめぐって何か見えない糸にたぐり寄せられたように、あなたの手元にやってくるわけです。
このようにあなたが手にする前に、たくさんの人の手に触れ、それと同時にラピスはたくさんの人の波動や思念を吸収しているわけです。
そういう余分な波動や思念を取り除くためにも、あなた自身の手による浄化を行うことが望ましいでしょう。浄化をすることで、ニュートラルな状態になったラピスはあなたの波動と同調もしやすくなり、パワーをあなたのために発揮しやすくもなるのです。
ニュートラルな状態にする浄化法
パワーストーンは、さまざまな環境であなたのそばに寄り添い、癒しを与えてくれます。それでも調子がでない時や、心の不安を覚える時があります。それは、あなたの側にいる石に負の気が溜まっているからかもしれません。
そんな時は石たちの浄化を行いましょう。リフレッシュされた石は、またあなたのそばで、その力を発揮することでしょう。
浄化の方法には、その効果や石との相性などによって、沢山の種類が存在し、どの方法が一番いいのか判断が難しいと思います。これから紹介する方法は、どのパワーストーンでも比較的簡単に浄化できるものを取り上げました。
リフレッシュしたパワーストーンで、いつでも新鮮なパワーと癒しを心と体に受けましょう。
1.日光による浄化
浄化法の中で最もポピュラーな方法です。太陽の光は地球において、最も重要なパワーであり、エネルギーの根源でもあります。太陽の光は当てるだけで効果をもたらしてくれるので、日の当たる窓際などに置いておくだけでも十分な効果があるでしょう。時間は数十分で構いません。また、透明度が無い石や透き通っていても色のついた石は退色の恐れがありますので、日中の長時間放置は避け、朝日や美しい夕日に当てると良いでしょう。
2.水による浄化
濁りの無い水であれば、水道水、わき水、ペットボトルのミネラルウォーターなど、どんなものでも大丈夫です。流水にして洗い流す要領で水にさらすか、グラスなどに水を注ぎ数十分浸けておけば十分です。水による方法は、そのイメージ通り浄化という言葉がしっくりくるのですが、カルセドニーやアゲートなど多孔質系の石やラピスラズリ、ラリマーなどは水に弱く長時間放置すると、退色、変質の原因になることがあるので、注意が必要です。
3.塩による浄化
塩は古代から清めの儀式に使用されており、当然パワーストーンの浄化にも効果があるとされています。塩を盛った器の上にパワーストーンを置き(もしくは埋めて)一晩寝かせ、翌日に取り出し、流水で塩を洗い流して柔らかい布などで水分を取り除いて完了です。また水による浄化と同様に、塩分に弱い石(ラピスラズリ、ヘマタイトなど)やアクセサリーの場合、金属部分や接着部分に影響がありますので、そのような石の場合、石を中心に四方に盛り塩をしてあげるだけでもよいでしょう。
4.水晶による浄化
水晶は、浄化の石といわれるほどの能力があるとされていて、その原石やチップ(さざれ石)を使い、その他の石の浄化を行うことが出来ます。浄化したい石を原石もしくは、チップを敷き詰めた器などに触れさせておくだけで十分な効果があります。この方法は、どのパワーストーンにも対応しますので、石を保管する場所にあらかじめクラスターやチップを設置しておくと良いでしょう。
5.月光による浄化
夜空に輝く月は地球の自転、潮の満ち引きや動物の生殖周期など、その美しさだけではなく、われわれ生命に多大な影響を与えています。月の見える夜(出来れば新月から満月)にその光が当たる場所に石を置きます。優しい光なので数時間かけて、じっくりと月光浴させるといいでしょう。ムーンストーンなどに見られる淡い反射(シラー効果)のある石。キャッツアイ、タイガーズアイに見られる猫の目のように輝く(シャトヤンシー効果)石。ローズクォーツやガーネットに見られる星のような輝き(スター効果)がある石など、月を連想させる石にピッタリの浄化法です。
6.燻煙による浄化
お香やハーブを燻すことでパワーストーンを浄化します。燻すことで出る煙に石を軽く触れさせる事で十分です。唯一火を使う浄化法なので、取り扱いには十分に気をつけて下さい。また、カルセドニー系の多孔質の石や原石などは、細かい隙間に煙が入り込み変色の原因になりますので注意が必要です。
7.土による浄化
パワーストーンのすべては大地から生まれ出たものです。ゆえに、土による浄化法は大地との繋がりを取り戻すという意味では、パワーストーンにとって一番リフレッシュできる環境かもしれません。そのため、容器などに入れた土ではあまり意味がありませんので、直接大地に埋めるのが最適な浄化法といえます。時間は一昼夜程度で構いません。長時間の放置は、土の性質によっては石の変質の原因になってしまうので、避けて下さい。