LOVE OF NATURE
自分本来のナチュラルな状態へと導いてくれるパワーストーン。
タイガーズアイ(TIGER'S EYE)
正しい判断力と洞察力を高めたい方にオススメ
日本名「虎目石」。タイガーズアイは黄褐色の縞模様を持つ宝石です。光にあてると、黄色に輝く光の帯は石の表面に浮かびあがり、焦げ茶から金色に輝く変彩効果が非常に美しく、インドでは最も貴重な宝石とされています。石を球面状に磨くと、光の帯は猫の目にも似ているため、キャッツアイの効果がある、あるいはシャトヤンシー効果があるとも言われています。後者の呼び名はフランス語のシャ(猫)から由来しています。
宝石名としてキャッツアイを用いるときは、クリソベリルという宝石がシャトヤンシー効果を持っているときのみ指しており、これはきわめて高価な宝石とされています。キャッツアイやタイガーズアイは、宝石に魔神や精霊が棲むため、目が宝石の表面にあらわれるのだと信じられてきました。
それは魔神パワーを宿した宝石を身につけていれば、呪いもよけて通るだろうと考えられていたからです。そして、洞察力や集中力を養い、予知能力を授け、正しい判断力を与えてくれます。こうしたことから、タイガーズアイは呪よけのパワーストーンとして尊ばれてきました。
また、古代においてのタイガーズアイは潜在能力や透視能力につながる第三の目を象徴すると信じられてきました。「すべてを見通す目」ともいわれ、誤った決断を下す前に、考えを明確化する助けをするのです。決断を下すときやクリエイティブな刺激を得るときに、タイガーズアイは大きな力を発揮してくれるでしょう。
そして、他人からの嫉妬や憎悪などを跳ね返し、勇気と決断力を与えてくれるのです。持つ人に、正しい判断力を与え、信頼できる助言者や協力者を見い出してくれるので、新しい仕事や企画に取り組むときなど、タイガーズアイは強い味方になってくれるでしょう。
シトリン(CITRINE)
不安解消と、ダイエットの成功に望む方の為に
シトリンは東洋では古くから美と健康の守護石として崇められてきました。また、友情を強化し、憂鬱を癒す宝石とも言われています。シトリンの語源はサンスクリット語に由来しているとされ、修行者が体内に蓄える神秘的な熱を意味しています。
たとえばヨーガでは尾骨の位置に超人的能力を目覚めさせる、活力の中枢があると考えられています。クンダリニーと呼ばれるこのパワーは、通常の人間の中に存在しています。例えるならば、それは密閉された容器の中にあるといってよいでしょう。その蓋を破りクンダリニーを目覚めさせるためにはかなり強力なパワーを要します。自らのエネルギーを高めて、容器の蓋をやぶるために、ヨーガの修行者たちは厳しい修行を積み、苦行に励んでいるのです。
このエネルギーを高めるのに効果的なのがシトリンで、クンダリニーを覚醒させやすくする宝石として知られています。
彼はいつも首から大きなシトリンを幾つもつなげた首飾りをさげていました。彼は「シトリンは人に活力を与え、悪意から身を守り、病んだ心をも治す」と考えていたそうです。そして、その首飾りの中の一つを日本の霊能力者に贈ったそうです。そのキャラメル大のシトリンは、霊能力者が初めて手にしたとき、誰も手を下していないにもかかわらず、手のひらの上でクルクルと回転したといいます。
また、シトリンは活力を高め、気力を充実させます。そして何事においても意欲的に取り組む力を与えてくれるのです。あらゆる出来事をうまく処理し、不安、自信の欠如といった不必要なエネルギーを取り払ってくれるので、会議や面接のときに持っていれば相手の望みを感じ取ることができ、しかも意識の底に眠っているセンスを石が引き出してくれるのです。自分の力を最大限に発揮したいとき、シトリンはその人のパワーをよせ集め、凝縮する作用をあらわします。
無駄な情報はふるいにかけて落とし、自分に有益な情報をつかみやすくしてくれるので、仕事、勉強の良きパートナーになってくれるはず。
マラカイト(MALACHITE)
他人の悪意、中傷を取り払いたい方にオススメ
古代、マラカイトは細かく砕いて絵の具として用いられたというように、その歴史は古く、紀元前数千年に及ぶと言われています。塊状になったマラカイトを輪切りにすると、幾層にも重なった濃い緑色と淡い緑色の縞模様が現われます。この模様が孔雀の尾羽根に似ていることから、日本では古来より「孔雀石」と呼ばれ親しまれてきました。
西洋においてのマラカイトは、その模様が孔雀ではなく「目」を連想させることから「邪眼」除けのお守りとして珍重されたようです。「邪眼」は私たち日本人には馴染みのないものですが、ヨーロッパ、中近東、アメリカ北部などでは邪眼に睨まれること、イコール不幸に見舞われることを意味していました。
ことによったら、重い病気になるかもしれないということから、人々は邪眼を避けて暮らすことを考え、このマラカイトを邪眼の護符として身につけていたのです。他者が投げかける、羨望や嫉妬は邪眼の代表的な存在とされ、魔界の者が風にのせて運ぶ邪眼は、町に疫病を流行らせるとも言い伝えられてきたのです。
こうしたことから、マラカイトは古くからエジプトなどで、幼い子供を病気や事故から守る護符として身につけられていたのでした。古代エジプトではマラカイトの粉末をアイシャドーとして用いました。こうすることで鮮明な視力と物事を把握できる目を養われると信じられていたのです。
また、他人の悪意や中傷を払う魔除けの石としての効果もあり、持ち主をあらゆる悪のエネルギーから守ってくれます。そして、不安を取り除いてくれるので、繊細な神経の持ち主には最適とされています。
アベンチュリン(AVENTURINE)
素直で落ち着いた心になることを望む方の為に
アベンチュリンはロッククリスタルの仲間。熱によって変化した石英の結晶に雲母の結晶が混ざり美しい輝きを放つ宝石です。アベンチュリンは思いがけない幸福を運び、素直で柔軟性のある気持ちを象徴しています。
この石を身につけていると、気持ちが落ち着き、ハッピーな恋が訪れると言われています。不安な気持ちを軌道修正し、穏やかな心を取り戻したいときに、アベンチュリンのパワーを役立ててください。
グリーンアゲート(GREEN AGATE)
自分本来の進むべき道を確認したい方の為に
水晶と同成分ですが、水晶がおもに単結晶質で産出するのに対し、目に見えない微細な結晶の集合体となっているのが、めのう類(アゲート)です。
めのうは産出原石の形状が腎臓の形に似ていることが多く、それが馬の脳味噌に似ているところから、馬髄すなわち瑪瑙(めのう)と名づけられたのです。めのうは古来より珍重された宝石で、世界各地の出土品から、この石の古代装身具が発見されています。
そのことからも、日本では、めのうは七宝のひとつに入れられており、その同色で織り成す縞目の美しさに多くの人々を魅了してきました。めのうは見つめ続けていると柔らかさと包みこむような優しさを感じることができます。めのうは持ち主の注意を現在に集中させ、魂の状態を目覚めさせる働きをします。
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